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原料・成分について

よくあるご質問

ヘアケア

原料・成分について

製品に配合されている原料、成分のこと。

  • Q:リーフ&ボタニクス カメリアや肌を清潔にするメンズシリーズ、ミレニアム・マザー・シリーズのシャンプーに入っているラウリルグルコシドは、石油系の合成界面活性剤なのでしょうか? A: ラウリルグルコシドは石油系ではなく、ラウリン酸という脂肪酸と、グルコースという糖が結びついてできている、植物由来の合成界面活性剤です。また、ラウリルグルコシドは、石けんと同等の安全性を持ち合わせている成分です。脂肪酸は動植物油脂の主要構成成分です。例えば、食用油の広告のなかに、オレイン酸やリノール酸といった言葉が出てきますが、これらも脂肪酸です。ラウリン酸も、食用(マーガリン等)に使われるパーム核油やヤシ油の主成分です。化粧品の成分の場合、ラウリン酸が構成要素になっているものには、「ラウリル・・・」または、「ラウレス・・・」と呼称(表示)されるものがあります。「ラウリルグルコシド」という名称も、これに該当します。
    ラウリン酸が用いられている合成界面活性剤のなかには、ラウリル硫酸Naのように、アレルギーの原因になる可能性のある成分もあります。一方、ラウリルグルコシドのように、高い安全性を持ち合わせているものもあります。「ラウリルと名がつくものは、あまり使用しないほうがよい」というわけではないことを、ご理解いただければと思います。
  • Q:「アミノ酸せっけんシャンプー」は石けんシャンプーですか? A: 「アミノ酸せっけんシャンプー」は、洗浄成分として石けん素地とカリ石けん素地、アミノ酸石けん(表示名:ヤシ脂肪酸アルギニン)のみを配合した石けんシャンプーです。合成界面活性剤は配合してしておらず、合成シャンプーではありません。 アミノ酸石けんは合成界面活性剤である、と考える方もいます。この見解は、基本的に「石けんとは脂肪酸の金属塩の内、水溶性であるナトリウム塩とカリウム塩のみを石けんという」という分類法に基づいています。この分類は『理化学辞典』(岩波書店)など複数の科学書に載っていることがその根拠であり、「石けんは、古代から使われている鹸化法でもつくれることが条件。中和法でしかつくれないアミノ酸石けん類は石けんとはいわない」、「石けんは加水分解しやすいことが特徴であり、酸を加えると容易に加水分解し、脂肪酸を生ずる。このため、石けんシャンプーの見分け方として酸性リンスを加えると白濁する。合成シャンプーはいつまでも白濁せずに透明であることが特徴である」といいます。 一方、松山油脂では、これとは異なる考えをもっています。確かに、現代の工業的な石けんの製造が確立した19世紀、産業革命の時代から近代に至るまで「学術上石鹸(SOAP)とは、脂肪酸の金属塩の総称である」との科学的見解がなされてきました。しかし、科学の進歩に伴い、当時では工業的な生産が不可能であり、考えも及ばなかった有機性の塩基性物質(アルカリ性物質)を脂肪酸と反応させることにより、それまでの石けんと化学的な諸性質が同じタイプの物質の製造が可能となりました。その結果、人間の身体にとって重要な構成成分であり、それゆえ極めて安全性の高い塩基性アミノ酸(L-アルギニン)が、石けんの一成分として工業的にでんぷんから生産できるようになりました。 松山油脂の「アミノ酸せっけんシャンプー」は、脂肪酸ナトリウム石けん(石けん素地)、脂肪酸カリウム石けん(カリ石ケン素地)と、ヤシ脂肪酸アルギニンの混合物です。ヤシ脂肪酸アルギニンは、石けんの特徴である「イオン結合」で、脂肪酸とL-アルギニンというアミノ酸とが結合している物質(石けん)です。(高級脂肪酸でN-アシル化したアミノ酸誘導体のシャンプーとは異なります)「N-アシル化結合」は、化学的には「共有結合」と称し、石けんのような「イオン結合」とは明確に異なります。松山油脂では、この「N-アシル化結合(共有結合)」であるアミノ酸系界面活性剤が合成界面活性剤であると考えていますが、市販の洗浄料のなかには、N-アシル化結合によるN-アシル-L-グルタミン酸ナトリウムを原料にしたものもあり、それをアミノ酸石けんと呼称している場合があるようです。アルギニンは窒素含有率が高いので、ナトリウム石けん、カリウム石けんと比べると河川の富栄養化につながりやすい、という側面もあります。しかし、日本ではほとんどの生活廃水が、下水道の完備により浄化されており、アミノ酸石けんだけが富栄養化の原因になるとするのは困難であると考えます(ただし、キャンプなどで、川に直接排水を流す状況であれば、アミノ酸石けんより、ナトリウム石けん・カリウム石けんが適していると考えます)石けんは環境にやさしい洗浄料ですが、ナトリウム石けん・カリウム石けんであっても、自然におよぼす負荷がゼロということではありません。松山油脂でも、必要に応じて、適切な量で適切な使い方をすることが大切と考えています。このようなことも含め、ウェブサイトやカタログ等で、製品に関する適切な情報を提供させていただくことに今後も努めたいと考えています。
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