ふだんは目に見えないことを
富士河口湖工場のSDGs展示室

松山油脂富士河口湖工場の第2生産棟地下には、透明石けんの製造時に排出される濃厚石けん液から石けん分だけを分離回収するドラムドライヤーや、石けんやスキンケア製品の製造時に使用する冷却用水を繰り返しムダなく使うための冷却水循環装置など、環境負荷を低減するための機器が設置されています。その場所は松山油脂の「SDGs展示室」でもあります。

製品・資材、展示室のためにつくった垂れ幕を通して、工場見学のお客様、地域や自治体の方、協力会社の方に私たちの理念や活動をお伝えしています。加えて、社内のスタッフに対して、社会課題に対する会社の取り組みや方向性など、ふだん目に見えない部分を伝え、共有することも大きな目的としています。

垂れ幕では、ドラムドライヤーの詳しい説明、石けんのリサイクルや太陽光発電、循環型農業、人事制度など、活動の一つ一つを詳しく紹介するとともに、それぞれの取り組みに込めた私たちの思いも伝えています。

手前の棚には、垂れ幕の内容に関連する資材や製品も展示しています。例えば、ドラムドライヤーで分離回収した石けん分や、固形石けん成型時に切り落とされた端の部分、プラスチックの使用量を削減した新しい容器(フレックスパウチ)、アップサイクル製品のブランド「REES:PRODUCTS」などです。

富士河口湖工場にいらしたときは、どうぞSDGs展示室にもお立ち寄りください。