物心両面からの脱炭素
太陽光パネルを設置しました

松山油脂では、地球温暖化の原因とされる二酸化炭素の排出量削減に向け、製造量が多く、エネルギー消費量も多い富士河口湖工場に、2022年9月20日太陽光発電システムを導入しました。工場の屋根には、453枚の太陽光パネルが設置されています。しかし、地上からは一切見えません。環境や景観を壊すことなく、自然に寄り添いながら脱炭素を実現しようする松山油脂の新たな一歩です。

 

太陽光発電により、富士河口湖工場の電力総使用量のうち22.6%をまかなうことができるようになりました。二酸化炭素排出量は年間約98トン削減できます。さらに、エネルギー使用量そのものを減らすため、全事業所のスタッフが一丸となり、業務改善による省エネを進め、物心両面からの脱炭素を目指しています。

一方、太陽光発電に課題がないわけではありません。例えば、太陽光パネルの寿命は20年といわれていますが、環境に負荷をかけない廃棄方法は確立されていません。松山油脂はそれらの課題から目を背けることなく、まずは設備のメンテナンスをたゆみなく実施し、製品寿命を延ばす努力をします。また、新たな情報や技術を積極的に取り入れ、長期的視点を保ちながら、その時々の最善を尽くして、SDGsに取り組んでいきたいと考えています。