松山油脂のSDGs

松山油脂では、Mマークシリーズ・リーフ&ボタニクスなど、自社基幹ブランドの製造販売に加え、スキンケアブランド「北麓草水」の運営、有用植物栽培、化粧品原料製造、「山神果樹薬草園」での果樹農業と和柑橘精油・農産物の生産加工など、事業を多面的に展開しています。事業はすべて、心身のすこやかさと日常の豊かさ、「デイリーウエルネス」のためにあります。つくり手である私たちが起点となり、日々を充足させてよりよいモノづくりをし、つかい手であるお客様はもちろん、松山油脂にかかわる人々のデイリーウエルネスへつなげることが基本です。

なかでも現在重点的に取り組んでいるのが、山神果樹薬草園です。事業展開に際しては、徳島県佐那河内村と包括連携協定を締結しました。この事業には三つの意味があります。一つめは、柚子をはじめとする和柑橘精油を安定的に生産すること。二つめは、和柑橘を原料とした飲料や加工食品を製造し、直接販売すること。三つめは、和柑橘の新たな栽培方法と用途を開発し、付加価値を上げることで、徳島県内の里山を元気にすることです。山神果樹薬草園を象徴とするように、私たちは、守るべき伝統や気風は保ちながら社会の要請に応え、生業を通して自然環境・社会環境の問題に取り組んでいきます。

松山油脂がSDGsにどのように取り組むか。課題や進み方を伝えるポスターをつくりました。ダウンロードしてご覧ください(PDF)

私たちはこのようなことを
実践しています

  • 廃プラスチックを減らす
    シュリンク包装の廃止

    Mマークシリーズの「アミノ酸せっけんシャンプー」は、本体に先駆けて詰替用を発売したという、少し変わった製品です。「お客様のお手元には、使用済みの容器が何かしらあるはず。それを使っていただければ、無駄が生まれずに済む」という考えから、ま...

  • 柚子精油で糸口をつかむ
    そして山神果樹薬草園へ

    松山油脂が目指していることのひとつに「化粧品として肌に有用な植物由来成分について研究し、植物の栽培と化粧品原料への展開を進める」があります。その一環として、柚子やすだちなどの和柑橘の有用性を明らかにすべく、2018年、産地である徳島県...